メルカリで出品していると、必ず来る値下げ交渉。どう対応すればいいのでしょうか?
調査によると、60-80%の出品が値下げ交渉を受けています。これはフリマアプリでは避けられない現実です。
この記事では、値下げ交渉への対応方法を、断り方のテンプレートから価格設定戦略まで解説します。
値下げ交渉はフリマ文化の一部
店舗での買い物では値引き交渉は一般的ではありませんが、フリマアプリでは値下げ交渉は当たり前の文化です。
10%ルール
暗黙のルールとして、10%の値下げ要求は普通とされています。
| 値下げ幅 | 評価 |
|---|---|
| 10%まで | 普通、礼儀正しい |
| 15-20% | グレーゾーン、出品者判断 |
| 20%以上 | 非常識、ブロック対象 |
よくある値下げ交渉フレーズ
- 「お値下げ可能ですか?」
- 「〇〇円にお値下げしていただくことは可能でしょうか?」
- 「即購入させていただきます」(交渉材料として使用)
カテゴリー別の許容範囲
| カテゴリー | 一般的な値下げ幅 |
|---|---|
| ファッション・衣類 | 10-20% |
| ハンドメイド・ブランド品 | 5-10% |
| 電子機器 | 5-10% |
| 本・メディア | 10-20% |

価格設定は最初から交渉を想定する
推奨:10-15%上乗せで出品
最も効果的なアプローチは、目標価格より10-15%高く設定して交渉の余地を作ることです。
- 高需要商品:20-25%上乗せも可能
- 早く売りたい商品:5-10%上乗せ
メルカリの価格計算式
出品価格 = (目標利益 + 送料 + 梱包費) ÷ 0.9
メルカリの手数料10%を考慮しています。
最低価格を事前に決める
出品前に「これ以下では売らない」価格を決めておきましょう。
計算に含めるもの:
- 送料(例:60サイズで750円)
- 手数料(販売価格の10%)
- 梱包材
- 許容できる最低利益
ヒント: 商品説明の作成に時間をかけるより、価格設定に時間をかける方が効果的です。商品説明はSellyGenieで自動生成できます。
値下げを受けるか断るかの判断基準
受け入れるべき場合
- 値下げ後も利益率15%以上を確保できる
- 出品から7日以上経過している
- 現金が必要な状況
- 購入希望者の評価が4.5以上
- いいねが少なく反応が薄い商品
断るべき場合
- 値下げ後の利益率が10%未満になる
- いいねが多く需要がある
- 出品から3日未満
- 20%以上の値下げ要求
- 購入者に問題あり(新規アカウント、低評価、失礼な態度)
3分で判断するフレームワーク
- 計算:価格 - 手数料10% - 送料 - 梱包費 = 利益は?
- 購入者確認:評価4.5以上?アカウント歴は?
- タイミング:出品から7日以上?週末前?
- 判断:利益15%以上 → 受入 / 10%未満 → 断る
上手な断り方テンプレート
基本の断り方構造
- まず感謝を伝える
- クッション言葉を使う
- 理由を簡潔に説明
- 絶対的な拒否表現は避ける
- 可能性を残す
出品したばかりの場合
コメントありがとうございます!
こちら、昨日出品したばかりですので、
もう少しこの価格で様子を見させていただけますと幸いです。
ご希望に添えず申し訳ありません。
送料・手数料を理由にする場合
手数料と送料を含めた上での金額なので、
値引きが難しい商品となっております。
ご了承の上で検討いただけますと幸いです。
カウンターオファーを提示する場合
ご提示いただいた金額までのお値下げはできかねますが、
〇〇円までならお値引き可能です。
ご検討よろしくお願いいたします。
いいねが多い商品の場合
こちらの商品、現在いいねがたくさんついておりますので、
もう少し様子を見たいと思っています。
そのため、現時点で値下げは考えておりません。
まとめ買い割引の活用
単純な値下げより、**セット割引(まとめ買い割引)**がおすすめです。
メリット
- 複数商品を同時に売れる
- 1商品あたりの利益は維持
- 購入者もお得感を感じる
推奨割引率
| 点数 | 割引率 |
|---|---|
| 2点セット | 5-10% |
| 3点セット | 10-15% |
| 4点以上 | 15-20% |
まとめ買い承諾テンプレート
コメントありがとうございます。
同梱で送料が抑えられますので、
合計より300円引きで承ります。
専用ページを作成いたしますので、
24時間以内にご購入をお願いします。
返信のタイミング
30分以内がベスト
調査によると、30分以内の返信で購入率が1.6倍に向上。
| 返信時間 | 購入率への影響 |
|---|---|
| 30分以内 | 最適 |
| 1-2時間 | 良い |
| 24時間以内 | 許容範囲 |
| 24時間以上 | 購入率半減 |
購入意欲はコメントを送った瞬間がピークで、時間とともに下がっていきます。
売れやすい時間帯
- 朝のピーク:7-8時
- 午後:14時
- 夕方のゴールデンタイム:17-18時
- 夜:22時〜深夜
- **週末(金曜夜〜日曜夜)**が最も活発
困った購入者への対応
ブロックすべきケース
- 1,000円以上の値下げ要求
- 半額要求(ほぼ冷やかし)
- 「値下げ不可」と書いているのに交渉してくる
- 2回断っても交渉を続ける
- 挨拶なしで「○○円で即決します」
極端な値下げ要求への返信
コメントいただきありがとうございます。
定価や送料などを考えますと、
1,000円以上の値下げは難しいです。
提示した金額でお取引したい方を優先したいと考えております。
しつこい交渉者への返信
度々コメントいただきありがとうございます。
先ほどお伝えした通り、お値下げは考えておりません。
重ね重ね恐縮ですが、ご理解いただけますと幸いです。
ブロックについて
メルカリでのブロックにペナルティはありません。
プラットフォームも「非常識な値下げ要求」をマナー違反と認定しています。遠慮なくブロックしましょう。
予防策:プロフィールや商品説明に記載
- 「値下げ交渉のコメントには返信しません」
- 「出品商品の値下げは基本的に不可です」
- ニックネームに「○○@値下げ不可」と追加
自分から値下げするタイミング
いいね通知を活用
メルカリでは、10%以上値下げすると、いいねした人全員に通知が届きます。
事例:いいね30以上で2週間売れなかった商品が、20時に5%値下げしたら30分以内に売れた。
効果的な値下げタイミング
- 出品から1-2週間経過した場合
- 週末の夕方(17-22時)
- 日曜夜(「今週中に買おう」心理)
値下げ vs 交渉を待つ
| 戦略 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 自分から値下げ | 通知で購入促進 | 利益減少 |
| 交渉を待つ | 最大利益を維持 | 時間がかかる |
推奨:最初の1週間は価格維持して交渉対応。1-2週間売れなければ戦略的に値下げ。
よくある質問
値下げ交渉は無視してもいいですか?
無視は避けた方がいいです。沈黙は丁寧な断りより信頼を損ねます。必ず「コメントありがとうございます」で始め、断る場合も礼儀正しく返信しましょう。ただし、明らかに非常識な要求(半額など)はブロックして構いません。
何%までなら値下げに応じるべきですか?
一般的に10%の値下げは普通とされています。15-20%は出品者判断、20%以上は非常識とみなされます。ただし、出品から日数が経っている場合や需要が低い商品は、より柔軟に対応しても構いません。
「値下げ不可」と書いても交渉されます。どうすればいいですか?
プロフィールに「値下げ交渉のコメントには返信しません」と明記するのが最も効果的です。それでも交渉してくる場合は、一度丁寧に断り、それでも続くようならブロックして構いません。メルカリはブロックにペナルティを設けていません。
値下げしたらいいねした人に通知されますか?
はい、メルカリでは10%以上値下げすると、いいねしている全員に通知が届きます。これを活用して、いいねが多い商品を戦略的に値下げすると、すぐに売れることがあります。週末の夕方が特に効果的です。
まとめ:値下げ交渉対応の3原則
- 最初から10-15%上乗せで出品:交渉の余地を作る
- 24時間以内に返信:購入率が倍になる
- クッション言葉で丁寧に断る:関係を維持しながら価格を守る
値下げ交渉はフリマ文化の一部です。適切に対応すれば、売上を最大化しながら良い評価も得られます。
商品説明作成を効率化
値下げ交渉への対応に時間をかけるなら、商品説明作成は効率化しましょう。
SellyGenieを使えば、写真をアップロードするだけでAIが商品を自動認識し、魅力的な商品説明を数秒で生成します。空いた時間で値下げ交渉に丁寧に対応できます。



